リリースキャンペーン手数料は10万円2026年12月31日までのお振込に適用(通常20万円

MakuakeとCAMPFIREの違い|手数料・審査・集まる金額を比較

MakuakeとCAMPFIREのどちらに出すか、決めきれずにいませんか。手数料は20%と17%で3ポイントしか違いませんが、実際に選択を分けるのはそこではありません。

Makuakeは担当キュレーターが付いて企画から一緒に作り、CAMPFIREは自分で作って自分で出します。公開までの公式の目安も、CAMPFIREが1週間程度なのに対し、Makuakeはページ準備だけで10〜15営業日です。集まっている金額も、募集が終わった65,168件を集計すると中央値で約3倍違いました。

この記事では2社の違いを、公式の数字と実測データの両方で並べます。あわせて、調達額にかかわらず手数料が定額のTentについても紹介します。

公開: 11分で読めます

2社は性格が違う

MakuakeとCAMPFIREは、どちらも購入型のクラウドファンディングです。ただし同じ仕組みを使っているだけで、サービスとしての性格は違います。

サービス手数料入金
CAMPFIRE17%(利用12% + 決済5%)終了月の翌月末
Makuake20%(決済手数料込み)終了月の翌月25日
Tent定額20万円(税別)+決済3.6%支援のたびに直接

手数料の差は3ポイントです。100万円を集めたときの差は3万円で、これだけを見て決める人はいません。実際に選択を分けるのは、掲載までに人が付くかどうかです。

CAMPFIRE

CAMPFIREは、公式に「作成から公開につきましては、申請後の修正も含め余裕を持って1週間程度」と案内されています。審査と結果連絡は最短即日から5日間で、不備があれば再提出になります。募集期間は1日から79日(All-or-Nothing方式なら1日から59日)の範囲で自分で決められます。

手数料17%の内訳は、利用手数料12%と決済手数料5%です。利用手数料はプロジェクトの掲載・審査・サポートに、決済手数料はカードやコンビニ払いの処理にあたります。専任の担当者が企画から伴走する形ではなく、基本は自分で作って自分で出すサービスです。

集めたお金は終了月の翌月末に入金されます。それより早く受け取りたい場合は早期振込サービスがあり、費用は支援総額の5%です。この5%に上限はないため、1,000万円を集めた場合は50万円と税がかかります。

Makuake

Makuakeの手数料は20%で、決済手数料を含んだ数字です。公式には、この20%に次のものが含まれると明記されています。

  • 担当キュレーターによるコンサルティング
  • プロジェクト設計・ページ・プロモーションへの助言
  • 薬機法・景表法などの審査と助言
  • 自社メディア・SNS・アプリでの紹介
  • 各メディアに向けた広報サポート

つまりMakuakeの20%は、決済の処理費ではなく、人が付いて伴走する分を含んだ値段です。 掲載までは担当キュレーターと企画を詰める工程が入り、公式にはページの準備だけで約10〜15営業日と示されています。

入金は終了月の月末で締めて、翌月25日です。CAMPFIREの翌月末より数日早く、早期入金のオプションはありません。

もう1つの選択肢:手数料が定額のTent

私たちが運営するTentは、手数料が調達額にかかわらず20万円(税別)の定額です。これに支援金の決済手数料3.6%がかかります。2026年12月31日までにお振込みいただく場合は10万円(税別)です。

Tent
手数料が定額
20万円

税別。いくら集めても増えません。率で課金するサービスは、1,000万円を集めれば20%で200万円が引かれます。

Makuake
200万円
Tent
20万円
支援のたびに直接入金
0日待ち

支援金はTentを経由せず、決済を通じて起案者の口座へ直接入ります。募集の終了を待ちません。

CAMPFIRE
翌月末
Makuake
翌月25日
相談はAIチャットが受ける
24時間

担当キュレーターは付きません。審査基準や企画の作り方には、いつでもAIチャットが答えます。

Makuake
キュレーターが伴走・広報サポート
Tent
AIチャットが24時間・広報なし

少額の調達では、手数料率のサービスのほうが安くなります。20万円という固定費を上回らなければ、定額の利点は出ません。入れ替わるのはMakuake20%とは約122万円CAMPFIRE17%とは約149万円です。

キュレーターに付いてほしい人には向きません。 つまり、3社のどれが向いているかは「いくら集めるか」と「自分で集められるか」の2つで決まります。手数料率の差だけでは決まりません。

いまはリリースキャンペーンとして、手数料を半額の10万円にしています。集める額にかかわらず、支払いはこの一回だけです。

数字で見た5つの違い

CAMPFIRE
掲載までの進み方
自分で作って、自分で出す
公開まで1週間程度(公式)
手数料
17%
利用12% + 決済5%
目標達成率
36.5%
入金
終了月の翌月末
早期振込は支援総額の5%(上限なし)
Makuake
掲載までの進み方
担当キュレーターと一緒に作る
ページ準備だけで10〜15営業日(公式)
手数料
20%
決済手数料込み
目標達成率
83.8%
入金
終了月の翌月25日
早期入金なし

達成率の差は、審査による選別の差です。Makuakeは掲載前に担当者と企画を作り込むため、達成の見込みが立つ企画が選ばれています。同じ企画をどちらに出しても達成率が2倍になるわけではありません。

審査と掲載までのスピード

2社の一番大きな違いはここです。

審査の回数が違います。CAMPFIREは審査と結果連絡が最短即日から5日間の1回だけです。Makuakeは取引先審査(約2営業日)・実現性審査(約3営業日)・表記審査(約3営業日)の3段階があり、公開の8営業日前にページを確定する必要があります。

違いは日数だけではありません。CAMPFIREは審査以外に人が挟まらないので、進める速さを自分で決められます。Makuakeは担当キュレーターと企画を詰める工程が入るため、公開日は相手との調整で決まります。

この日数はいずれも手続きの目安で、企画やリターンを固める時間は含まれていません。 実際には、何をいくらで出すかを決め、写真や文章を用意する期間が別にかかります。CAMPFIREの「1週間程度」も、ページを作り始めてから公開するまでの事務的な目安です。

どちらが良いかは、すでに企画が固まっているかどうかで変わります。固まっていて自分のペースで出したいならCAMPFIRE、企画の作り方から相談したいならMakuakeです。この差は、後述する成功率の見え方にもそのまま効いてきます。

実際に集まっている金額

公表されている実績ではなく、実際に募集が終わったプロジェクトを集計しました。

CAMPFIREMakuake
集計した件数14,334件50,834件
中央値約18万円78万円
0円で終わった件数1,995件
0円を除いた中央値約28万円78万円(変わらず)
CAMPFIRE14,334
中央値18万円平均101万円届いたのは上位20%調達額の小さい順に並べる上限300万円(超えた分は切っている)
Makuake50,834
中央値78万円平均268万円届いたのは上位20%調達額の小さい順に並べる上限800万円(超えた分は切っている)
募集終了済みのプロジェクトを調達額の小さい順に並べ、順位2%ごとに1本の柱にしたもの。 全体の半分ほどは床に張り付いたままで、右端で急に立ち上がる。 平均の線を超えているのは色のついた柱=右の2割だけ。

中央値は約4倍離れて見えますが、この2つは同じ条件で数えた数字ではありません。CAMPFIREには1円も集まらずに終わったプロジェクトが1,995件あり、これを除くと中央値は約28万円に上がります。Makuakeと同じ条件で比べるなら約3倍です。

⚠ 集計の範囲も2社で違います。Makuakeは公開されているプロジェクトのほぼ全件ですが、CAMPFIREは全17カテゴリを新しい順に取得した一部です。金額の大きい順に取ると大型のものばかりが集まるため、新しい順にしています。どちらも2026年8月時点です。

3倍の差があるとはいえ、Makuakeに出せば3倍集まるという意味ではありません。 次の成功率と同じ理由です。

成功率83.8%と36.5%の読み方

目標金額に届いた割合は、2社で大きく違います。

CAMPFIRE100件のうち37が目標達成

14,334件を集計

Makuake100件のうち84が目標達成

50,834件を集計

1マスが1%。色のついたマスが目標金額に達したプロジェクト。 差が大きいのは掲載までの審査が違うためで、同じ企画をどちらに出しても達成率が変わるという意味ではない。

この数字だけを見ると、Makuakeのほうが2倍以上成功しやすいように見えます。そうではありません。

Makuakeは掲載前に担当者と企画を作り込む工程があるため、達成の見込みが立つ企画が選ばれて掲載されています。一方CAMPFIREは審査が最短即日から5日間で、企画を作り込む工程が挟まりません。そのため準備不足のまま公開されたプロジェクトも母集団に入ります。1円も集まらずに終わった1,995件は、その表れです。

CAMPFIREから0円の件を除くと、成功率は36.5%から42.4%に上がります。同じ企画をどちらに出しても達成率が2倍になるわけではありません。 見ているのはプラットフォームの性能差ではなく、掲載までの選別の差です。

数字を選ぶ側の理由で説明すると、こうなります。集めやすいのがMakuakeなのではなく、集まりそうな企画がMakuakeに掲載されているのです。

支援できる人の数と集め方

「どちらに人が多いか」は、多くの記事が会員数やアクセス数で比べています。ただし両社とも、公式サイトにも実行者向けの案内にも、会員数やアクセス数を掲載していません(2026年9月時点)。出どころの分からない数字で比べても判断材料になりません。

公式に確認できるのは、集客のために何をしてくれるかです。Makuakeは自社メディア・SNS・アプリでの紹介と、メディアに向けた広報サポートを手数料に含めると明記しています。CAMPFIREにも広告メニューや特集ページの掲載はありますが、別料金のオプションです(特集ページは10万円から、広告関連は要問い合わせ)。

手数料はおおむね「集客をどこまで代行してもらうか」の値段です。 3ポイントの差は、そのまま伴走と広報の有無に対応しています。

手数料と入金時期

5月
6月
月末に終了した場合
5/31 募集終了
待機 約1か月
月初に終了した場合
5/1 募集終了
待機 約2か月
6/30 入金
入金は募集終了日ではなく、終了した月の翌月末日。同じ5月に終わっていれば、1日に終わっても31日に終わっても入金日は6月30日で変わらない。
5月
6月
月末に終了した場合
5/31 募集終了
待機 約1か月
月初に終了した場合
5/1 募集終了
待機 約2か月
6/25 入金
入金は募集終了日ではなく、終了した月の翌月25日(土日祝は翌営業日)。同じ5月に終わっていれば、1日に終わっても31日に終わっても入金日は6月25日で変わらない。

Makuakeは終了月の月末締めで翌月25日、CAMPFIREは終了月の翌月末です。数日の差ですが、CAMPFIREには支援総額5%の早期振込があり、Makuakeにはありません。急いで受け取る必要があるなら、費用を払えば早められるのがCAMPFIRE、標準が少し早いのがMakuakeという関係です。

手数料そのものは17%と20%で、100万円なら17万円と20万円です。ここまで見てきたとおり、この3万円の差は伴走の有無とほぼ同じ意味なので、金額だけを取り出して比べても選べません。

どちらを選ぶか

判断の軸は3つです。

1つ目は、企画が固まっているか。 固まっていて自分のペースで進めたいならCAMPFIREです。公式の目安は公開まで1週間程度で、審査以外に人が挟まりません。企画の作り方から相談したいならMakuakeで、その相談料が3ポイントの差に含まれています。ただしページ準備だけで10〜15営業日を見ておく必要があります。

2つ目は、自分で支援者を集められるか。 集められないなら、集客を代行してもらう分を手数料で払う形になります。Makuakeは広報サポートを手数料に含み、CAMPFIREは別料金のオプションで用意しています。すでに届く相手がいるなら、どちらの費用も自分には効きません。

3つ目は、いくら集めるか。 中央値の規模、つまり数十万円であれば、手数料の絶対額は数万円です。この規模では手数料は判断を左右しません。500万円なら17%で85万円、1,000万円なら170万円になります。手数料が判断を左右するのは、分布の右側に入る人だけです。

次のように整理できます。

重視すること向いているのは理由
自分のペースで進めたいCAMPFIRE公開までの目安は1週間程度
企画から相談したいMakuake20%にキュレーターの伴走が含まれる
集客を任せたいMakuake広報サポートが手数料に含まれる
自分で声をかけられるCAMPFIRE / Tent集客支援の費用が自分には効かない
数十万円を集めるCAMPFIRE / Makuake手数料の絶対額が小さく判断を左右しない
122万円以上を集めるTent定額のほうが手元に残る(対Makuake)

この3つで決まらない部分もあります。募集方式(All-or-Nothing と All-in)は両社とも用意しているので、ここでは選べません。 得意なジャンルにも差がありますが、各社が公式に数字で示しているわけではありません。掲載されているプロジェクトを見て、自分の企画に近いものが実際に集まっているかを確かめるほうが確実です。

3つ目に当てはまり、かつ2つ目で「自分で集められる」と答えられる場合にかぎって、定額という選び方が出てきます。Makuakeの20%と入れ替わるのは約122万円、CAMPFIREの17%とは約149万円です。

まとめ

  • CAMPFIREは自分で作って自分で出す。公式の目安は公開まで1週間程度(審査は最短即日〜5日)。手数料17%。入金は翌月末で、支援総額5%を払えば早められる
  • Makuakeは担当キュレーターが付く。手数料20%に企画の助言・薬機法などの審査・広報サポートが含まれる。入金は翌月25日
  • 成功率83.8%と36.5%の差は、掲載までの選別の差であって、同じ企画の達成率が2倍になるという意味ではない
  • 集まっている金額は同条件で約3倍(中央値28万円と78万円)。ただしMakuakeに出せば3倍集まるわけではない
  • 会員数やアクセス数は両社とも公式に公表していないため、この記事では使っていない
  • 手数料が定額のTentは、約122万円(対Makuake)・約149万円(対CAMPFIRE)を超えて集める場合の選択肢。審査基準や企画の作り方はAIチャットが答えるが、担当者の伴走も広報もないので、自分で支援者を集められることが前提

よくある質問

MakuakeとCAMPFIREはどちらが成功しやすいですか。 目標達成率はMakuakeが83.8%、CAMPFIREが36.5%ですが、これは掲載までの審査の差です。Makuakeは担当者と企画を作り込んでから公開するため、達成の見込みが立つ企画が選ばれています。同じ企画をどちらに出しても達成率が2倍になるわけではありません。

Makuakeのデメリットは何ですか。 手数料が20%で、CAMPFIREより3ポイント高くなります。公開までにも時間がかかり、ページの準備だけで約10〜15営業日、ほかに3種類の審査があります。公開の8営業日前にページを確定する必要もあるため、自分のペースで進めたい場合には向きません。掲載前に企画を作り込む工程があるぶん、審査を通らない可能性もあります。

CAMPFIREのデメリットは何ですか。 専任の担当者が企画から伴走する形ではないため、企画の作り方もページの見せ方も自分で判断することになります。集客の支援は別料金のオプションです(特集ページは10万円から)。集計した14,334件のうち1,995件が1円も集まらずに終わっており、準備が整わないまま公開できてしまうことは裏返しのリスクです。

手数料はどれくらい違いますか。 CAMPFIREが17%(利用12%+決済5%)、Makuakeが20%(決済手数料込み)で、差は3ポイントです。100万円を集めた場合の差は3万円です。この差にはMakuakeのキュレーターによる伴走と広報サポートが含まれています。

掲載までどれくらいかかりますか。 CAMPFIREは公式に「作成から公開まで余裕を持って1週間程度」と案内されており、審査と結果連絡は最短即日から5日間です。Makuakeは工程ごとに目安が示されていて、ページの準備だけで約10〜15営業日、ほかに取引先審査が約2営業日、実現性審査が約3営業日、表記審査が約3営業日かかります。公開の8営業日前にページを確定する必要もあります。いずれも手続きの目安で、企画やリターンを固める時間は含まれていません。

入金はいつですか。 Makuakeは終了月の月末締めで翌月25日、CAMPFIREは終了月の翌月末です。CAMPFIREには支援総額5%(上限なし)の早期振込サービスがあり、Makuakeにはありません。

両方に同時に出せますか。 同じ企画を同時に複数のサービスへ出すことは、各社の規約や審査の対象になります。出す前に各社の規約を確認してください。

集める金額が大きい場合はどうすればいいですか。 手数料は調達額に対する割合で決まるため、集める額が大きいほど手数料も増えます。1,000万円ならCAMPFIREで170万円、Makuakeで200万円です。この規模で、かつ自分で支援者を集められる場合は、手数料が定額のサービスを比べる価値があります。Tentの場合、Makuakeと入れ替わるのは約122万円です。

出典

各社公式(2026年7月15日時点で確認)

手数料は改定されることがあります。最新の内容は各社の公式サイトでご確認ください。

あわせて読みたい